新潟県の注文住宅の相場と特徴

新潟県注文住宅は、全国平均の建築費用が3569万円に対して3292万円と約8%程度低く、延床面積も全国平均37.4坪に対して37.2坪と僅かに下回っている現状です。建築費用には、本体工事の他に付帯工事費用まで含まれていることを加味すれば、雪や寒さに対する付帯工事が含まれている新潟県は坪単価が低く堅実な住宅建築を行なっていると言えます。隣県の富山県では、国土交通省が発表している建築着工統計などの資料によると木造建築の建築費用は2、152～3、439万円となっており、平均延床面積は42.7坪となっています。新潟県は、全国平均の世帯年収601万円に対して597万円と平均的ですが、全国平均の月額返済額9.8万円に対して8.9円と8％程度低く、それが建築費用に如実に反映されている様です。

新潟県の注文住宅は、30坪2655万円から40坪3540万円程度が最も標準的なスタイルであり、頭金の平均は564万円程度と理想とする建築費用の20%を下割っている状態です。新潟県の注文住宅は、建築コストが効率よく抑えられる2階建てかつシンプルな形状の外観デザインが大半を占めており、積雪や凍結を考慮して水回りを1箇所に集める傾向が強く見られます。特徴としては、地域的なに11月から3月までの冬季期間の天候不順を考慮して洗濯物干し場としてのサンルームや広縁を設置する住宅も少なくなく、暖房機と除湿機を併用して洗濯物を乾かしています。